[12/29 スペシャルワンマッチ] ギャビ・ガルシア vs 神取 忍

 
神取忍のコメント
「今日は本当に悔しいです。そして本当に残念です。この1年、人生をかけて、ギャビを倒すために全身全霊をかけてきました。しかし、今回このような結果になって、昨日も「31日に何としてもやらせてくれ」とお願いしました。しかし、よくよく考えたらルールがあってのものです。ルールがあるからこの競技があり、格闘技、そして私も去年肋骨を骨折して1年間待たせてしまいました。榊原さんにお願いがあります。2人とも体調が整ったらぜひ戦いたいと思います。髙田本部長、よろしくお願いします」
このコメントを受けて髙田延彦RIZIN統括本部長がリングイン。今回のギャビ・ガルシアの大幅な体重オーバーを糾弾したのち、しかるべきタイミングでのギャビvs神取戦の実現をリング上で神取と約束。さらに髙田はギャビ・ガルシアをリングに呼び込み、マイクを持たせる。
ギャビ・ガルシアのコメント
「本当に、本当に、皆さんごめんなさい。RIZINの大会関係者の皆さん、榊原さん、髙田さん、そして何より神取選手に心よりお詫び申し上げます。ここで私の心の思いを伝えたいんですけど、人として神取選手のことを尊敬しています。今回は私自身の失態です。私のせいで色々と健康上の問題に直面しました。健康状態が悪く、思い通りの調整ができませんでした。しかし、もしチャンスを頂けるのであれば、来年ぜひ試合をしていただけませんか？　私自身、心の底から悲しんでいます。ファンの期待を裏切ったこと、今後の私の行動でお返ししていきたいと思います。（ここで神取と握手をすると、リング中央で土下座をしてさらにマイクを続ける）日本のファンの皆さん、本当にお詫び申し上げます。なんとか来年もっと強くなって、このリングに戻していただき、この私のお詫びを体現していきたいと思います。本当に日本のファンの皆さんのことが大好きなんです。今回、私自身、非常に人生の辛い局面にありますが、なんとか乗り越えます。来年戻ってくる私を応援してください」
ギャビの涙の訴えを聞いた髙田は、「どうもありがとう。人間、誰でも失敗はあるから。もう一回彼女にチャンスを与えましょう、皆さん」と改めて対戦実現を約束した。